

シュタイナー園の保育室には保護者も滅多に入ることはありません。
子どもたちは、次何をするのかな?や、いつまでにこれをするなどの意識を持たずに、
いつも同じリズムの中に、歌があって、お集まりがあって、自由遊びがある、
整えられた季節ごとのしつらえのある空間に、自然とめぐってくる季節や祝祭を感じながら、
子どもたちが安心してゆったりとその時代、季節を過ごせるよう、
逆に教師たち大人はとても意識的に空間を整えて、子どもたちをゆったりと見守っています。
子どものお誕生日に、その子だけのお誕生会が開かれます。
その時だけ両親は特別に保育室に招かれます。
その際も、大人たちは”壁の花になったつもりで”と、大人の声かけなどは極力しません。
特に大人同士の会話にならないように気を配ります。
両親にさえベールに包まれたようなシュタイナー園の保育室。
今回こども園そらと、守山市にあるちいさいおうち園の保護者の合同勉強会として、
どうしてシュタイナー園でこのような取り組みをしているのか、を改めて体感し、
シュタイナー幼児教育への理解を深めて、親も子も共に歩んでいけるパートナーとなる手助けになればと、
わかりやすいと定評のある、京都シュタイナー教室主催の木村賢司先生をお招きして、勉強会を開催いたしました。
小さいこどもを抱えて難解なシュタイナー教育を1人で勉強するのは難しいですが、
難しい内容も木村先生が私たちに届きやすい言葉で説明してくれています。
こども園そらでは卒園後の子どもたちに小学生クラスを実施し、卒園後もシュタイナー教育を少しでも継続できるようサポートしておりますが、滋賀県にはシュタイナー学校は現在なく、公立学校に通うご家庭がほとんど。
ご自身のお子さんも公立小学校に通わせている木村先生だからこその公教育との付き合い方なども話されていますので、参考になるお話が盛りだくさんの勉強会となっています。
これからシュタイナー入園を考えられているご家庭や、
シュタイナー教育に興味関心をお持ちの方の手助けになればと願い、勉強会の録画ビデオを期間限定販売いたします。
