100年前、ドイツで始まったシュタイナー教育は、その驚くべき人間理解をベースにした、教育的アプローチに注目が集まっていますが、人間の心と体と思考活動をつなぐ、
健全な教育法として、芸術教育を重視していることは、思考偏重教育の行き詰まりに
光を投げかけるものです。
今回は、シュタイナー学校の芸術教育の一例として、塑像(粘土)とフォルメンをとりあげ、
シュタイナーの教育論や、人間の構造を考えて行きたいと思っています。
ご参加お待ちしております。
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【日時】①2020年9月10日(木)
テーマ:塑像(粘土)体験を通してエーテル体を考える
②2020年9月17日(木)
テーマ:フォルメン線描体験と学習開始期
両日とも10:00~11:30 受付 9:30~
(①、②は関連のある内容です。できるだけ通してのご参加をお勧めします。)
【場所】草津市まちづくりセンター 2階 202会議室
【料金】正会員,賛助会員:各回 1000円
非会員:各回 1500円 (会場で賛助会員登録できます)
※別途教材費が100~200円程度かかりますことをご了承ください。
【申込み・お問合わせ】080-6148-9974 (森)
reikomori326@hotmail.com
(メールがつながりにくいことがあります。返事がなければ、お電話ください)
☆申込み用フォーマット☆(コピペしてお使いください)
以下の日に参加を申し込みます。
●参加ご希望日 9月10日のみ 9月17日のみ 両日
●お名前
●e-mailアドレス
●日中連絡のつくお電話番号
●ワークショップに関するご希望など
【講師】森 玲子(こども園そら 元担任)
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※ 恐れ入りますが、託児はお受けしておりません。また、お子様連れの受講はできません
ので、ご了承ください。
※ コロナウィルス拡散防止のため、広いお部屋をとって、密にならないように配慮してい
ますが、以下の注意点を考慮してご参加お願いします。
・ 朝、検温をして、平熱であることを確認後、ご来場ください。
・ 基本的にマスクの着用をお願いいたします。
(息苦しいなどの場合は適時外してください)
・ コロナ拡散状況によっては、本ワークショップが中止になることがあります。
・ センターの方から入館時のアルコール消毒など、依頼がありましたら従ってくださ
い。
※ 会場の駐車場は台数が限られています。満車の場合は近隣の商業施設の駐車場などをご利用ください。
★ 連絡や教材準備などのため、必ずご予約をお願いいたします。
★ 軽く動いたり、オイリュトミーをすることがあります。底の柔らかい室内履きがあれば
、お持ちください。
★ 9月10日のご参加時、フォルメン線描のために、あれば蜜蝋クレヨンをお持ちください。
(会場で、クレヨンの販売ができますが、数に限りがありますので、事前にご予約ください)
【内容概要】
① 塑像(粘土)体験を通して、エーテル体を考える
シュタイナーの人間理解の基本を押さえます。
シュタイナーによれば、人間の構成要素として、肉体、エーテル体、アストラル体、
自我という4つが、人間を人間たらしめている構成要素ですが、肉体はわかるにしても、
他の概念は、理解があいまいになりがちです。
今回、粘土という素材を使って、主にエーテル体について、理解を深めていきたいと思います。
幼児期はエーテル体が肉体を作っている時期。
それだからこそ、エーテル体の特質にそった過ごし方が大切だという、幼児教育の理念も、エーテル体がわかっていないと、ピンときません。
今回のワークショップを通して、少しでも、理解が深まればと思っています。
②フォルメン線描体験と学習開始期
第一7年期(0~7歳)に体の基礎を作り終えた印として、子どもは歯の生え変わりを
迎えます。
体の中で、一番硬い歯を作り終えたことは、「もう学習に向かって大丈夫だよ」という、
子どもの体からのメッセージになります。
それは、エーテル体が、肉体を形成する力と、記憶や思考作業をする力の両方にかかわっているというのが、根拠になっているからです。
両方同時にさせると、負担が大きいので、肉体を作り終えてから、学習に向かわせるわ
けです。
2回目は、エーテル体が、形を作る。また、像を作る働きの担い手であるという学びを、フォルメンの実習を通して、深めていけたらと思っています。
【講師紹介】
森 玲子(もり れいこ)
大阪音楽大学ピアノ専攻卒業。
オイリュトミー学校天使館卒業後、幼児オイリュトミーや大人のためのオイリュトミーを教える。
2002年 ニュージーランド タルナカレッジにて教員養成準備コース修了
2004年~2012年 京田辺シュタイナー学校 音楽専科 オイリュトミ-専科教員として勤務
2005年~現在 こども園そら オイリュトミー担当教師
2013年~2019年 こども園そら担任(主任保育士)
今回のワークショップは、フォルメンやオイリュトミーを学びたいという、保護者さんからのご依頼により、計画させていただきました。シュタイナー教育、あるいは人智学(シュタイナーの理論全般)は、非常に広範囲に亙り、内容や、そのアプローチにも、様々な可能性があります。
今回のワークショップを通して、みなさまの学びを深めるため、今後にむけて、ご意見やご希望を伺いながら、内容を考えて行きたいと思いますので、内容のご希望やご意見など、
お寄せいただけるとありがたいです。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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