【2019.12.7】
7日、土曜日は、アドベント・ガーデン(クリスマスの庭・・・「マリアの庭」と園では呼んでいます)のお祭りをしました。
この冬の季節、提灯祭りと並んで、園で大事にしている光のお祭りです。
子供たちは、美しい夕焼け空を見ながら、お母さんと一緒に登園。
園舎の中は、暗くていつもと違う様子に、初めて参加する年少さんは、少し緊張の面持ち。
年長さんは、「もうよくわかっているよ」と、落ち着いた様子です。
おトイレをすませて、みな真っ暗な「クリスマスの庭(マリアの庭)」に入ります。
針葉樹の葉のかぐわしい香りが部屋一杯に満ちています。
白いゆりの大輪も、ひときわ芳香を放っています。
それから、ひとりずつ、一生懸命磨いて自分で作った「りんごろうそく」に、火を貰いに行きます。
渦巻きをぐるぐる回って、一番真ん中にある、大きな真っ白いろうそくから、火を分けてもらいます。
火が消えないように、今度は渦巻きの道を外に辿って、光を携えていきます。
私を導く光。
他者を助ける光。
ひとつ、またひとつとろうそくが灯り、庭はだんだん明るくなってきました。
これからの長い人生において、このお祭りは子どもたちの心に、いつまでも残り、
大人になってからも、意味深い映像として、心の奥で、きっと輝き続けてくれることと思います。
私たちは、みんなひとつの光を携えて生きていきます。
これから世界に出て行く子供たちに、心の奥深くに耀く光が、
力を授けてくださいますように!
みなさま、よいクリスマスを!
(担任:森)
Comments